CVVケーブルは「制御用ビニル絶縁ビニルシースケーブル」の略で、英文では( Control-use Vinyl insulated Vinyl sheathed cable )の頭文字をとった名称が付けられています。名称でわかるように、信号の伝送に使用されるケーブルであり、強電流用には原則として使用しません。 エアコンの信号線や自動制御配線、計測機器配線などに使用される「制御用ケーブル」のひとつとして、CVVケーブルが使用されます。多心ケーブルであり、2〜30心まで多様な種類があります。4心までは色分けされており、5心以降の電線は黒地にナンバリングが印刷されているため、線番号の判別が容易になっています。 CVVケーブルは強電線ではないので、電力ケーブルとしては使用しません。また単なるビニル絶縁電線ですので耐候性は低く、屋内使用が原則になります。最大の公称断面積は5.5sqや8sq程度しかありませんので、電力用のケーブルとしては使用せず、弱電・通信用ケーブルとして使用するのが原則です。 CVVケーブルに限らず、ケーブル全般に言えることですが、屋外で使用する場合、日射による紫外線でシースが傷むため、屋内で使用する場合よりも過酷な条件になりますので、総合的な寿命が低下します。電線管に収容することで、屋内配線と同等に扱うことが可能になりますので、出来る限り、ケーブルは電線管保護をすることが望まれます。
Watanabeは日本の各製造メーカーの商品はほとんど取り扱っております。 ホームページ上に掲載していない商品でも 電気材料 建設資材 等 お問合せ頂けましたらご回答可能です。 こんなのないかな?というお問合せも全力で対応致します。 お問合せはメールフォーム、FAXをご準備しております。